活動日記

2023/06/06(Tue)
苦境に陥る地方銀行
地方銀行が苦境に陥っている。

全国に99ある地方銀行の2023年3月期決算の結果が出た。99行の内、38行の純損益が減益または赤字転落という結果。

減益または赤字の主な原因は、米国の急速な利上げと言える。

10年以上続いている日銀の異次元の量的緩和策の結果、日本国債は儲からない金融商品になってしまった。

日銀は、10年物の日本国債の金利を0%に抑え込む目標を掲げている。また、0.5%を超えないように、無制限の【指値オペ】を未だに続いているのだ。

本来、銀行をはじめとする金融機関は、国債の売買によって、収益を確保してきた経緯がある。利ザヤで稼いできたのだ。

量的緩和策およびマイナス金利政策さらには無制限の指値オペによって、ほぼ完全に日本の国債市場は、破壊されてしまった。

従来の利ザヤで儲ける銀行のビジネスモデルが成立しなくなってしまったのだ。

では、どうやってこの苦境を地銀は乗り超えてきたか?

ここ10年近く、日本国債を買う代わりに、【米国債】を購入して凌いできたと言える。

しかし、昨年から今年にかけて、米国では、急激な利上げが続いた。つまり、米国債の価値は、下落を続けたのである。

結果、多額の米国債を所有していた日本の地方銀行は、多額の損失を計上することになったのである。

金融庁によると、99行の国債等債券損益は、マイナス6385億円に上るという。

今後、地方銀行は、悩ましい問題を抱えることになった。

お客様から預かっている資金を、どうやって運用していくか?

日本国債もダメ、米国債もダメなら、どこに投資するのか?

株?土地?投資信託?

最も安定して投資先は、日本国債だったはずなのだが、すでに日本の国債市場は破壊されてしまっている。

どこに投資してよいのか、先行きが見えない状態。本当に困った状況下にあるのだ。

好調な株式市場で資金を運用すればいいじゃない?と思われる方もいるかも知れないが、日本の地方銀行は、投資銀行ではないので、リスクある金融商品に投資できない仕組みにあるのだ。

仮に日本で利上げ行われたなら、もちろん日本国債の価格は下落し、多くの金融機関が倒産の危機を迎えるだろうことが予想される。

まあ、極めて危険な状態であることだけは確かなようだ。

2023/06/05(Mon)
新規事業・そのA
障がい者向けの作業所を作って欲しい、という要望がある。

県議を12年間やってみて、その間、障がい者の各種作業所を視察したことが何度かあった。

障害の程度にもよるが、日本には、障がい者が働ける場所が絶対的に足りていない現実があるのだ。仮に働ける場所があるにしても、給料が極端に低い等の問題や課題があった。

濱田には、1つのアイデアがあって、かなりの確率で上手く行くであろう障がい者向けの事業計画がある。

濱田の親しい経営者の何人かから、事業化に向けての賛同を得ている。

まだ誰もやったことがない障がい者向けの仕事。

実現出来たら、「面白いんじゃないの」と思える事業内容。

真に優れたビジネスモデルは、事業化は可能で、普遍化も可能だ。

地域限定ではなくて、他の地域でも展開可能となる。

詳しい事業内容は、お伝えすることはできないのだが、いろんな話があることは確かなことと言える。

障がいがあっても、楽しく働ける職場の提供。障がい者雇用の創出。

さて、どう実現していくか。

2023/06/04(Sun)
新規事業計画が本格化
先週の金曜日(6月2日)、銀行に新規事業に関する相談をした。

今週から来週にかけて、事業計画の詳細を詰めていくことになった。事業計画が出来上がったら、銀行に正式に相談に行く予定。

自分の実力を知りたいのなら、銀行にカネを借りに行くがよい。

そうすれば、自分の実力が分かるからだ。

銀行が、客観的に査定してくれるのだ。

濱田は、いま、がすべてだと考えている。

過去のことは過去のこと。県議会議員をやっていた、という事実は消えないが、それは過去のことに過ぎない。

大切なのは、いま、なのだ。

いま、なにができるのか?

今回の事業計画も、銀行から跳ねられ、融資が受けられない可能性も大いにある。

選挙で落選するのも悲惨だが、事業で失敗するのも悲惨だ。

億を超えるカネを借りて、返せなくなったら、会社は倒産の憂き目を見る。さらには、自己破産の可能性もある。

そうならないように、最新の注意を払って事業計画を立てるのだ。

銀行は、こいつ本当に返せるのか? そんな目で見ている。

選挙と事業、二つをやってきた身としては、事業の方がやりやすいと感じている。

選挙は、有権者あってのこと。1万人の有権者の投票行動は分からない部分が多いのだが、事業が上手く行くかどうかは、そのほとんどは経営者の能力次第となっている。

事業が上手く行くかどうかは、経営者次第なのだ。

濱田の希望としては、2〜3年に1度の割合で、新規事業を展開出来たらと考えている。

王道としては、いまやっている介護福祉事業関連の仕事を拡充していくことになるんだと思う。

簡単に言うなら、パーツを埋めていく作業と言える。5施設7事業を埋める仕事。介護用品の販売を手掛けるのもありだろうし、有料老人ホームを建設するのも、ありなんだろうと思う。

そして余裕が生まれたら、介護福祉の仕事に拘ることなく、他の仕事をしてもよい、と考えている。

世の中には、星の数ほど仕事があるのだから。

なんで、そんなに仕事、おカネ儲けをするのかって?

そりゃ、選挙に出るためさ。

4年後選挙に出るにしても、500〜800万円のお金が掛かるのだから。

2023/06/02(Fri)
出生数77万747人
2022年に生まれた子供の数が、77万747人で、統計を取り始めた1899年以降で最少となり、初めて80万人台を割り込んだことが大きなニュースになっていた。

自民党の岸田総理は、異次元の子育て支援策を訴えているが、財源は明示されていない。

2009年に民主党が政権交代した際の大きな政策変更は、【直接給付型】の政策に変更した点にあった。背景としては、上がらない賃金がその主な要因であった。

国民の給料が上がらないから、直接給付型の諸手当を拡充する政策に切り替わったのだ。

その流れは、いまも続く。

子育て支援策は、直接給付型の典型とも言える政策だ。

フランスは戸籍制度を廃止している。代わりに家よりも個人が重視される社会に変貌を遂げた。

徹底的な個人主義。

考え方としては、1人の子どもは子どもであり、正妻の子どもも不倫の末にできた子供も、父親が誰か分からない子供も、すべて平等に扱うという考え方。

個の重視。

結果、家族の概念は希薄となり、出生率は上がった。婚姻という考え方に縛られず、人は自由に恋愛をし、結果、子どもができたとしても、国が手厚く支援をする。

フランスで、出生率は上がり、子どもの数が増えたのは当然と言えた。

自民党の岸田総理がやろうとしているのは、まさしくフランス型の直接給付であることが分かるのだ。

一体、岸田総理は、どんな日本を創ろとしているのか。

子どもの数が減り続けている最大の要因は、職が安定しないからである、

原因は、ハッキリしているのだ。

子どもの数を増やしたいなら、正社員を増やす政策を強く推進すること、それに限るのだ。

職が安定すると、将来へのの展望が描け、若者は結婚し、子どもを産むようになる。人は、諸手当を目当てにして子供を産むわけではないのだ。

少子化の本当の原因に目をつむり、異次元の少子化対策と称して、個人主義の国家へと突き進むということが進行中なのだ。

2023/06/01(Thr)
負荷
6月となった。

選挙に落ちるということは、想像以上の負荷が掛かることを意味する。

精神的、経済的、社会的、肉体的、人生的な苦痛 etc.

どん底から、どう這い上がるか。

濱田の場合、どん底とは言い難いが、状況をどのように打開し、好転させていくのか?

それが問われている。

本当は答えなんてないのだが、現状に甘んずることなく、仕事をするしかないのだと考えている。

新規事業は、会社の所有地(約240坪)で行うことになった。よって土地取得代は掛からないが、施設建設に約1億5千万円、運転資金に5千万円のカネが必要となる見込みだ。

つまり新たな借金が2億円ということになる。

そんなことをしていいのか、どうなのか?

濱田は、過去の事業で、ピーク時には約3億円の借金をしてきた。この6年で6〜7千万円近くを返済。

概して事業は順調(コロナで大変だったが)だが、さらなる負荷に耐えられるのか?

そもそも金融機関は、新規の融資・2億円に応じてくれるのか?

つまり、ヒリヒリするような感覚にあるのだ。

いま、濱田が経営する2つの会社で働く従業員数は約64人。新規事業の計画が実現すれば、従業員数は80名近くになる。

無借金で事業をするということは、ほとんど考えられないのだが、濱田が新たな負荷に耐えられるかどうか、濱田にその力量があるかどうか。

それが問われている。

落選して、平穏無事に過ごす。

そんな生活とは、程遠い状況にあり、思考にある。

濱田には、やりたい事業やプランがまだまだ幾つもある。仕事とは、思考を具現化することである。

濱田は自分の思考に忠実でありたいだけなのだ。

2023/05/31(Wed)
友人達
先週、日商岩井時代の同期のT君が、慰労会を開いてくれた。

T君は、最初に選挙に立候補した2003年に会社を休んで、応援に来てくれたことがある。その時は実家に数日間泊まって応援。

今回、福岡に出張の際、わざわざ熊本まで、足を延ばしてくれた。晩飯をご馳走になった。そして福岡へ戻っていった。

T君は、濱田のこの20年で4勝5敗の戦いを、温かく見守り続けてくれている。

ありがたい、と思って、夜、別れた。(T君、年末には馬刺し贈ります)

今回、落選したのだが、新規事業が動き出す切っ掛けともなった。その際にも手助けしてくれるのは、友人や応援者たちだった。

先月の半ば位に、不動産をやっている高校の同期と建設会社2社さんと菊池市にある福祉施設および現場を見に行った。

濱田がやりたいこと、今までのことを踏襲するのではなくて、なにか新しいことはできないか。

なにか新しい価値観、仕事を生み出せないか。

それから約1ヶ月が経ち、福岡の医療福祉の会社を見つけてくれて、今回の新規事業の話となっている。

どうせ、同じ仕事をするならば、ブルーオーシャン状態の仕事をするべきなのだ。

まあ、どうなるのかは、これからなのだが、その都度その都度、友人や支援者や取引先さん等が、助けてくれることを思う。

2023/05/30(Tue)
新規事業
本日、菊池市の現場、(有)草佳苑本社で業者さんと待ち合わせをした。

結果、福岡で福祉医療を手掛ける会社さんをパートナーとして共に事業を展開することになった。

濱田が今回、取り組もうとしている福祉事業は、約5年前に制度が導入されているが、まだ熊本県では、ほとんど事業化されていない新規事業の部類に入る事業だ。

まだ、ほとんど誰もやっていないことをするということ。

今後、詳細を詰めていくことになる。

新規雇用はパートさんを入れて約15人を予定。その福岡の会社は、菊池市の隣の合志市ですでに事業を展開し、成功している。その2店舗目の相手先が濱田となったのだ。

今後、詳細な事業計画を立てて、銀行融資を取り付けるに3〜4ヶ月。実際に事業が動き出すのは、早くて来年の今頃か。

銀行融資が下りなければ、今回の話は流れる。

1人ですべてやるのは、難しいことなのだが、パートナーを選んで、新しい形で事業を運営していくのも、あり、なんだと思う。

落選から、まだ2ヶ月経っていないのだが、着々に仕事は進んでいる。

県議で費やしていた時間を事業に注力。

それも悪くないかな、と思う。

濱田は、絶えず、なにかをやってる人なんだと思う。