2025/05/02(Fri)
まだ何も始まっていないのだ
楽天に出店して2日目が終わった。
いまだ、注文はゼロ。 まだ、2日目なのだが、ネット事業の難しさを痛感している。 無理もない、信用もない会社の商品を購入するほど、世間は甘くはないのだ。また、食品だけで数千〜数万あるアイテムの中から、野菜館の商品を見つけ出すのは、奇跡的なことと言えるのかもしれない。 宣伝も必要となる。 どうやって野菜館の商品を、知ってもらうか? 宣伝していくか? 楽天に出店するだけで、出展料が396,000円掛かった。 おカネだけ払って、注文が来なかったら、頭を抱えるしかないのだ。 現実は、本当に厳しいことを思うのである。 インフルエンサーに商品を送って、宣伝してもらうのも一つの手段なんだとか。 初めから上手く行くということはないわけで、試行錯誤しながら進んで行くしかない、と考えている。 まだ、ネット販売は始まったばかりだ。そう、焦る必要はない。準備が完了しただけで、まだ何も始まっていないのだ。 それにしても、濱田の人生には、安息日というのがないことが言える。
2025/05/01(Thr)
値下げ
早速、楽天で出品している野菜を値下げした。
1日目の注文はゼロ。 野菜10種セット(税込み・送料無料) 3500円 ⇒ 3200円 野菜15種セット(税込み・送料無料) 4800円 ⇒ 3800円 楽天の野菜部門で検索エンジン・商品のトップ画面に掲載されるためには、原価割れ覚悟の商品を展示して、集客する方法が一般的なんだとか。 楽天で商品が売れても、出店を止める事業者も多いと聞いていたが、妙に納得なのだ。 ネットで野菜を売る場合、消費者は他社の価格と比較するので、ネット取引の競争は過酷を極めるのだ。 もちろん、事業が失敗することもある。 新規事業が軌道に乗るように最大の努力をしていくのだが、駄目な時はスパッと止めるのも選択肢の一つなんだろうと考えている。 楽天での出店は始まったばかりだ。 ふるさと納税の返礼品事業も、開始は7月だ。 やれることを一つずつ形にしていくだけなんだと思う。
2025/04/30(Wed)
楽天での販売始まる
30日、楽天での販売が始まった。
宣伝の仕方や商品数など、まだまだ改善・改良の余地は多分にあるのだが、とにかく、ようやくのことで出店にこぎつけた感じがしている。 https://item.rakuten.co.jp/yasaikan/001/ 楽天の、数ある商品の中で、どうやって野菜館の野菜セットを選んで頂くのかが、今後の課題となる。 7月からは、ふるさと納税の返礼品事業が始まる。 7月から始まる返礼品・8種類には、すべてに米が入っている。7〜9月までの3ヶ月間、米問屋さんの倉庫から米の在庫がなくなることが予想されている。 その期間、どう対応していくのか? 返礼品には、10月から肉類も加わる予定だ。 新規事業を軌道に乗せるには、根気と時間と労力と資金が掛かることを実感している。 結局、どんな商売でも、行き着く先は、仕入れ&人件費&キャッシュフローの問題なんだと思う。 ネットでの販売とふるさと納税の返礼品事業がある程度軌道になったならば、実店舗での営業は、縮小せざるを得ないのかな、と考えている。 効率の観点からすれば、全国から1週間分の注文をまとめて、週に1度の発送に切り替えていくのが、最も効率的であることが分かるのだ。 野菜館は、昨年12月に開店。5ヵ月の営業を経て、楽天でも開店となった。 目標は、日に30件の注文を得ること。もちろん、前途は多難だ。しかし、ふるさと納税の返礼品事業が始まれば、必ず可能な数だと考えている。 顧客を全国の消費者とするならば、必ず達成可能な数と言える。 もちろん、これは、濱田の推論・予測の域をでないのだが、必ず達成してみたいと考えている。 楽天の他の出品者・会社を見てみれば、分かるのだが、県内で野菜や米をネット販売している事業者は、実はほとんどいないことが分かる。 リスクを背負って、こんな面倒くさいことをやる人・事業者なんて、ほとんどいないのだ。 大切なことは、挑戦すること。 人がやらないことやること。 儲からないとされる野菜の販売を最新の技術でやってみること。 購買力のある消費者のニーズに応えていくこと。 小売の概念を捨て、顧客を全国に求めること。 そして何事も、大いなる楽観が大切で、成功者・先行者の研究と洞察、そして自分なりのアイデアと工夫があるならば、必ず消費者は応えてくれるはずなのだ。
2025/04/29(Tue)
高校時代の過ごし方
息子は、野球部に入った。連日、練習が続く。
先日は、「足がパンパンに張った」と言っていた。校庭の外周を5回走ること自体が大変なことだ。 高校時代に、体に負荷を掛けて、鍛えるということ。 地方の県立高校である熊本高校は、国立志向だ。 ほとんどの生徒が、国立大学を目指す。これは今も昔も変わらない伝統と言える。 国立大学に進学する前提で、高校のカリキュラムは進む。 息子は、まだ、文系に進むのか、理系に進むのか、どこの大学を目指すのか、決まっていない状態なのであるが、濱田としては首都圏の私立大学、できるならば、早慶に進んでくれれば、と考えている。 無理して国立大学に進むのではなく、のびのびと勉強して、体を鍛え、私立大学に進むくらいが、丁度良いのでは、と考えているのだ。 医者や官僚になりたいという希望があるならば、国立志向で構わないのだが、特段、目指すものがないならば、首都圏の大学を選ぶべきだと考えている。 なぜ、首都を目指すのか? 多感な時期に見聞きする情報量、入ってくる情報量が、雲泥の差に上るからだ。 若い時期は、あらゆる意味で、雑多な環境の中で、揉まれるに限るのだ。 ちなみに、東京都には、国立大学が極端に少ないという現実がある。 東京都には、国立大学は、東大、一橋、芸大、学芸大、東京科学大、都立大くらい。 これに漏れると、私立大学に進むしかないのだ。 だから、首都圏在住の大半の高校生は、家から通える東京の私大を目指すことになる。 特に文系に進んだ場合、国立志向で漫然と勉強していると、首都圏の主要な大学は、国立・私立を問わず、どこも受からない、という事態に陥る可能性が高くなるのだ。 濱田は現役の頃、漫然と勉強をしていた。 将来、何に成りたいのか、どんな職業に就きたいのか、よく分からなかったし、どの大学・学部に進むべきなのかも、判然としない状態の中にいた。 結果として、現役時代は、どこの大学も受からなかった。 予定調和的に一浪。 浪人が決まって、濱田の父親が、早稲田出身だったから、早稲田を目指したに過ぎない。 親父が学んだ大学を目指してみるか、そんな感じ。 案外、人生を決めるものは、そんなものでしかないのだ。 濱田は高校時代を振り返ると、部活もしてなかったし、ただ漫然と時を過ごした感じがある。授業は真面目に聴いていたが、ほぼそれで終わり。家に帰って勉強するでもなく、塾に通うではなし、漫然と時を過ごした感がある。ちなみに濱田は、小中高と塾に通ったことはなかった。 高校に入学して、特に勉強することなく、1年の夏休みを迎えた。 夏休み明けのテストで、クラスで45番だったことを覚えている。 クラスの生徒数は46名。 意外にも、友人のY君も同点の45番だったことを覚えている。 つまりY君と濱田はクラスで最下位だったのだ。それ以降、さずがに、これでは拙い、と感じ、漫然とではあるが、濱田は勉強を始めた。 Y君とは、今でも、仲良しで、飲みに行く仲だ。 同期450数人がいて、起業したのは3人のみ。 丸紅に行ったA君とY君と濱田の3人のみ。 Y君は、現在、社会的には大成功を収めている。 つまり、勉強だけが、すべてではない典型と言えるのだ。 もちろん、起業して成功することが、すべてではない。 濱田なんて、会社を経営しているが、休みのない状態が続く。30歳で会社を辞めて以降、365日休むことなく働いている。起業して以降は、特にそうだ。 従業員には有給やボーナスがあるが、経営者には、有給もなければボーナスもない。もちろん、ゴールデンウイークもない。 妻も同じだ。 ゴールデンウイーク中は、従業員は休みをとる人が多いので、社長である妻は、現場に出て、いつもより忙しく働いている。 両親がそんな感じなので、息子には、安定した企業に就職するか、公務員になるかして、とにかく安定した生活・人生を送って欲しいとも願うのだ。 しかし、やりたいことが見つかれば、好きにすればいいとも思う。 なぜなら、人生にはこれといった決まりはなく、自由であっていいのだから。 人生は、好きなことに費やすに限るのだ。 ちなみに、息子にとっての親父は、完璧な存在であってはならないと感じている。情けない一面も、多分にもっている存在。 父親は、失敗もするし、成功することもある。品格があることもあれば、行儀も悪く、悪態も付くこともある。高潔かと思いきや、時に喧嘩もする俗物。 人間は、完璧な存在じゃない。 それを地で行く存在、体現してくれる存在。 それが父親なのだ。 息子には、そんな親父を、軽く超えていけよ、と思うが、既に超えている、とも思うのである。
2025/04/28(Mon)
実業に徹すること
この4月は、トランプ関税の導入で、世界同時株安の状態にあった。
米国株も大幅に下落。もちろん、日経平均も約5000円、下落。 株を所有している富裕層や、金融関係者は右往左往したが、株を持っていない庶民からしてみれば、トランプ関税はほとんど関係ない話でしかないのだ。 株を持っていない人からすれば、株価がどうなろうが、知ったことではなく、むしろ、円高になった方が、庶民の暮らしは向上するのだ。 濱田は、介護施設と野菜の販売事業を行っている。 つまり、実業の世界だ。 介護施設は、真面目に真面目に働いて、やっとのことで赤字にならない。 そんな業界だ。 介護施設で働く職員さんの平均給与は、介護報酬の下で、ほぼ決められており、他の業界より6万円ほど低いとされる。 給料が安いなら、給料が高い他の業界で働けばいいじゃん? 介護業界で働く人は、最終的に介護にたどり着いた人がほとんどなのだ。 営業は苦手、事務作業も苦手。派遣で働いたこともあるが、自分にはあわなかった。工場で働いたこともあるが、ミスを連発で、工場勤務もできない。 最終的にたどり着いたのが、介護業界。 案外、そういう人が多いのだ。 濱田は、それでいいと考えている。 お爺ちゃん、お婆ちゃんのお世話をするのは、大切な仕事で、優しい気持ちがあれば、成立する仕事なのだ。他の業界より給料は安いかもしれないが、真面目に働けば、生活は安定し、生きていけるくらいの報酬は得られる仕事。 だから、濱田は実業に徹する。 実業は、結果として雇用を生む。 実業は、奇をてらう必要はなく、誠実に真面目に働くだけなのだ。 濱田は、今後も実業に徹するのだと思う。 実業に徹する限り、大損することもなければ、仕事がなくなるということは、ない。 知恵とアイデアと誠実さで、どこよりも最高のサービスを提供する。 それが濱田の役目なのだと思う。
2025/04/27(Sun)
物価が上がる時代に突入
現在、世界中の国々が、トランプ大統領に翻弄されているかの状況にある。
【トランプ関税】の導入により、これまでの常識・自由貿易が否定されてしまったのだ。 アングロサクソンを中心とする欧米人は、ルール変更をいとも簡単にしてしまう人達だ。自分達の都合によって、平気でルールを変更。 オリンピックで日本人が勝ち続けると、競技のルールを変更。F1でホンダが勝ち続けると、ルールを変更。日本の半導体が世界を席巻すると、半導体の国際ルールを変更。 今回、トランプ大統領は自由貿易のルールを否定してみせたが、自由貿易を散々推進してきたのは、そのアメリカだった。 戦後、アメリカは自由貿易を推進し、冷戦終結後は、新自由主義・グローバリゼーションを旗印に、世界各国に自由貿易を強要、推進してきた経緯がある。 関税をできるだけ低くし、人とモノとカネと情報を自由に行き来させることこそが、世界をもっと豊かにし、前進させ、経済成長に繋がる。 EUの考え方も、基本、これと同じだった。 そんな国際的なルールを、今回、トランプ大統領は一方的に変更してしまったのである。 アメリカは各国と通商条約を交わしているはずなのであるが、そんなこと一切関係なく、現状変更を強行。 自分達の都合でルール変更してきた人達が、今度はトランプ大統領によって、一方的にルールを変更させられ、右往左往するという悲喜劇があるのだ。 関税が高くなると、必ず、物価が上がる。 アメリカは、現在、極度のインフレ状態にあるが、さらに物価が上がるであろうことが予想されるのだ。 もちろん、日本の物価も上がる。 物価が上がるが、不景気、という状態に入る可能性が高まっている。 いわゆる、スタグフレーションの時代。 私達日本人は、さらなる物価高に備える必要があるのだ。 なにもしないならば、さらに生活は苦しくなり、行き詰まる人や会社が続出するであろうことが予見できてしまうのである。 難しい時代に入ったことを思うのである。
2025/04/26(Sat)
プラザ合意2.0・そのA
戦後、アメリカは米ドルの切り下げを2回行っている。
1回目 1971年 ニクソン・ショック 2回目 1985年 プラザ合意 ニクソン・ショック(ドル・ショック)とは、1971年8月15日にアメリカ合衆国連邦政府が、それまでの固定比率(1オンス=35ドル)による米ドル紙幣と金の兌換を一時停止したことによる、世界経済の枠組みの大幅な変化を指す。 リチャード・ニクソン大統領が、この政策転換を突如、発表。 当時、ドル紙幣は唯一金に交換可能な通貨だったが、突如として交換できなくなってしまったのだ。 つまり、米ドルの切り下げが強硬されたのだった。 世界各国は、保有していた米ドルの価値が下がってしまったので、怒り狂うのは当然だった。 しかし、どうしようもなかったのである。米国に隷属するしかなかったのだ。 2回目の米ドル切り下げは、ニューヨークのプラザホテルで行われた【プラザ合意】だった。先進5ヵ国(アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、日本)が協調介入し、円高を修正。 当時、1ドルは240円だったが、プラザ合意後、わずか1日で、20円、円高に振れ、1年後には150円まで円高が進んだ。 当時、アメリカは、巨額の財政赤字と貿易赤字に悩まされていた。インフレも進行。対日貿易赤字は、過去最大規模に膨らんでいた。 そこで、レーガン大統領は、協調介入によるドルの切り下げを実行。 プラザ合意後、日本の高度経済成長は、終わりを告げた。 現在、戦後3回目となる米ドルの切り下げが近い状況下にあるのは、間違いない事実と言えよう。 経済成長を遂げるのには、いくつかの要因が必要となる。その基礎的な要素として、自国の通貨が安いこと、が挙げられるのだ。 自国の通貨が安いならば、その国で生産された工業製品や農産品に、国際競争力が備わることになる。 多少、品質に問題があったとしても、価格が安いならば、売れるのだ。 モノが売れると、結果として、経済は成長することになる。競争力を手っ取り早く手に入れるためには、通貨安であることが重要となるのだ。 トランプ大統領は、ディール(取引)を好むとされる。 トランプ大統領は、高い関税を引き下げる代りに、米ドルの引き下げに協力しろ、と強く求めてくるだろうことが予想されている。 また、同盟関係・安全保障を維持して欲しいなら、「もっと米国の武器を買え!」と要求し、買えるように「お前らの国の防衛予算をもっと増やせ!」と要求してくるであろうことが予想されているのだ。 さらには、「米国債をもっと買え!」「もっと米国債を買い支えろ!」そして「米国債は決して売るな!」と無茶な要求をしてくるであろうことが言われているのだ。 現在、アメリカの軍需産業は、空前絶後の好景気に沸いているとされる。 3年以上にわたるウクライナでの戦争、2年にわたるイスラエルの戦争。その他世界各地での軍事衝突。 アングロサクソンを中心とする白人達は、年柄年中、戦争をしている輩と言える。 彼らは、金儲けのためなら、ルールの変更は当たり前だし、自らのエゴをむき出しにして、殺し合いをするのは日常なのだ。 ガザで子供達が殺されても、イスラエルの連中は、なんとも思っていない。彼らは、プロパガンダに長けており、いつも被害者、迫害されているのは、自分達だと主張。 そしてどいつもこいつも戦争継続を主張。 YESかNOの文化の人達は、結果として争うごとが絶えない人達なのだ。 そういう国家、そういう人種、エゴむき出しの人達と、どう向き合っていくべきなのか? いろんなことが、試されるのである。 交渉担当の赤澤大臣は、トランプ大統領と満面の笑みで記念写真を撮影していた。 「こんな格下な自分とお会いして頂いて」どうのこうのと、記者会見で語っていた。格下、格下と何度も自分を卑下。 交渉役に、こんな奴しか、いないのか、と思った方も多いのではないか、と思う・・・・ |