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2025/11/06(Thr)
大増税が待っている
国会での各党の代表質問を聴いていると、この国で、大増税が待っていることが分かる。
高市総理は、食料品に関する消費税の減税は行わないと明言された。 一方、ガソリンの暫定税率は廃止するという。 防衛費2%は、2年前倒しする、とトランプ大統領に伝えるも、その財源は不明のままだ。 そもそも、円安に起因するインフレ・物価高自体が、【隠れた増税】と言える。 例えば、5キロのお米で考えてみる。 2年前、5キロの新米は2000円だった。現在、5キロの新米は4000円。 米の消費税8%は、160円 ⇒ 320円 米の消費税額も、倍増していることが分かるのだ。 つまり、インフレになればなるほど、政府に入ってくる税収は伸びる仕組みにあることが分かる。 だから、政府も日銀も【円安】を放置状態となるのだ。 政府としては、野党が主張してきたガソリンの暫定税率を廃止することによって、馬鹿な国民は喜ぶだろう・・・・ そんな感じか。 安倍総理が行ったアベノミクスは、見せ掛けだけの金融・金利政策でしかなかった。 アベノミクスで、大企業や富裕層は儲かった。しかし、大半の国民は疲弊し、貧しくなってしまったのだが、それでも多くの日本人は、アベノミクスを踏襲するサナエノミクスを支持するのだという。 たぶん、こういった国は、行きつく先まで行ってしまうのだろうと思う。 驚くくらいの格差がある社会の出現。 虐げられてきた人たちが、虐げてきた人達、政策を支持するのだから、そうなってしまうのだろうことが予見できてしまうのだ。
2025/11/05(Wed)
濱田は未来を語る
額縁屋さんから、注文していた原画3点(大中小)が届いた。
小中のサイズは、額縁に入れ、大のサイズはアクリル板で対応。 素晴らしい出来栄えであった。 来週には、残りの17種類が完成する段取りとなっている。 現在、生成AIで動画の作成中であり、この作業が案外、難工事となっている。 濱田の思考を具現化できるか・・・・・ 詫びさび、情緒、情念、品格、風情、驚きをどうやって表現するのか。 大切なのは、美しいものを美しいと思える感性、心。 目指すは、伝統的なアート作品と最新技術との融合。 まだ、世界にない仕事の創出。 果たしてそれができるか。 ビジネスモデルとして具現化できるか。 毎日、悪戦苦闘しながらの濱田がある。 濱田というのは、不思議な存在だと思う。 介護施設の運営をして、日々、利用者数をチェックし、お出ししている食事の内容を精査し、雑務をこなす。また、野菜館の状況を毎日チェックし、ふるさと納税の返礼品事業をやECサイトの販売を通じて、ECサイト専門の食材専門商社を本気で目指しているのだ。 さらには、(株)CoolArtJapanの新規事業に乗り出し、世界のArt市場に乗り出そうとしている。 ここで終わりかと思いきや、政治の世界への対策も怠ることはなく、次の戦いへ向けて着々と歩みを進めている最中でもある。 結局は、お前は自分の能力を持て余しているんだろう、ことを思うのである。 暇を持て余しているから、挑戦せざるを得ない。 そうなんだろう、ことを思うのだ。 自惚れとかではなくて、30歳の時、自分の能力を公のために使うべきだと思った。 残念ながら、今は落選中であり、その貴重な時間と能力を、己のために使う。 すると、驚きの結果、展開を見せつつあるのだ。 (株)CoolArtJapanは、数年後、少なくとも100人を超える従業員を抱える会社に成長しているであろうことを予見するのだ。 なぜなら、そんな未来が見えるからである。
2025/11/04(Tue)
雑感
アベノミクス的な政治、【保守】を名乗り【積極財政】を謳いつつも実は、利権のバラマキに終始しする政治をやっていたのでは、経済成長するどころか、格差が広がるばかりなのだ。
しかし、多くの国民はそんな政治を望んでいるらしい。 アベノミクスでは、野放図な積極財政を行っている。財源は、異次元の金融緩和に求めてしまった。政府は国債を刷りまくり、日銀は異次元な規模で国債を買い支えてしまった。 借金は、1000兆円を超える天文学的数字になってしまったので、政策金利はゼロはおろか、マイナス金利を実施する必要性に迫られたのであった。 結果、この国ではいくら貯金しても利息が付かない状態が20年近くも続いたのだ。 そして、驚くぐらいに格差は拡大。 この国が過去30年間、経済成長できなかった理由は、もちろんそんな政治も大きな要因の一つではあるのだが、結局は新しいことを望まない、新しいことに挑戦しない国民性にあるのかもしれない。 他者に人生を依存する。 そんな人が多いのだ。 給料が低い会社に勤めているのは、結局は自分の選択の結果であり、年金が低いのは、掛金が少なかったからに他ならないのだ。 金利が付かない政治を選んだのは、結局は国民なのだ。 原因があり、結果がある。 すべての出来事には、因果関係があり、つまりは自己責任の結果なのだ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4日、(有)草佳苑のグループホームと小規模多機能ホームの月初会議が行われた。 会議の後、場所を変え、(株)CoolArtJapanの動画の打合せを行った。 現在、20の原画を生成AIで動画にする作業を行っているのだが、試行錯誤が続いている。 濱田が考えていることを、生成AIで再現する試み。 詫びさび、情緒、情念、風情、驚き・・・・ 少しづつであるが、良いものが出来つつある。 まだ世の中にない仕事を創り出すのだから、そんなに簡単にはいかないのだ。 しかし、確実に思考は具現化されつつあることを感じるのである。
2025/11/03(Mon)
物価高に備えよ
円安が止まらないでいる。
本来、政治家が真っ先にやるべきことは物価高対策と言える。 しかし、ほとんど何も手が打たれない状態が続いている。 そもそも7月20日に参議院選挙が行われて以降、自民党の都合・総裁選で国会は開かれず、ようやく10月21日に開催されたが、外交日程が立て込み、国会審議は中断され現在に至っている。 丸3ヶ月間、国会は開かれず、放置の状態が続いたのだ。 物価高を是正する最も簡単な方法は、政策金利を上げることにある。 現在の0.5%からさらに0.25%〜0.5%引き上げるなら、一気に円高に振れるはずなのだ。 先月末に、日銀の政策決定会合が開催されたが、日銀は政府と歩調を合わせ、利上げを見送ってしまった。 結果、一段と円安は加速。 高市政権は、【積極財政】と【経済成長】を訴えている。 【積極財政】には財源が必要となるのだが、基本的に足りない部分は、赤字国債で補う腹積もりだ。 マーケットは、日本政府の更なる財政悪化を見越して、円と日本国債の売りに出ている。 また、【経済成長】の手っ取り早い処方箋は、インフレを促すことにある。インフレになりさえすれば、名目上のDGPは膨らむのだから。 ちなみに【インフレ】は、国民にとっては【隠れた増税】と言えるのだ。 インフレによって、貨幣価値が目減りすることは【所得の移転】を意味している。 インフレによって、 1、日本政府の借金1300兆円の実質的な価値・負担は減少する 2、国民が所有する現金の実質的な価値は減少する つまり、インフレによって【得】をするのは政府で、【損】をするのは資産を現金で所有する国民であることが分かるのだ。 そして、インフレによって、国民から政府への実質的な【所得移転】が起きていることが分かるのだ。 この現象を【隠れた増税】と呼ぶのである。 1300兆円の借金を抱える日本政府にとっては、インフレはなんとも都合のよい状態であり、低金利のままの状態がベストであり、大企業にとっても為替差益が得られる好都合な状態であることが言えるのだ。 そして搾り取られるのは、国民の中でも株や持っていない庶民と呼ばれる人達であることが分かるのだ。 物価高対策? 馬鹿な国民には、野党が唱えているガソリンの暫定税率の引き下げで応えてやればいいか。まあ、約50年間、1リットル当たり、25.1円も余分に取ってきたし、そのくらい、よしとするか。 あと出来の悪い子供達に対しては、私立高校の無償化をしてやるか。103万円の壁を引き上げて、専業主婦の票も確保しとくか。 適当にバラ撒いておけば、国民は喜ぶさ。 そんな感じか。 そして、インフレは進むのだ。 高市総理は、トランプ大統領に防衛費の2年前倒しを進言。一昨年まで5.5兆円だった防衛費は、前倒しで来年11兆円となる(現在9.9兆円)。 国会審議を経ず、国の根幹を変え、防衛費の前倒しを宣言することに異を唱える政治家は、ほぼ皆無の状態にある。 その財源は未定だ。 さらには、世界各国に理不尽なトランプ関税を吹っかけ、自らが武器商人となっているトランプ大統領を、ノーベル平和賞に推薦するという。 いわば、ブラックジョークを不思議に思わない人達。 そんな高市総理は、70%を超える支持率・人気なのだとか。 搾り取られる人達が、我先に支持していることが分かるのだ。 この国は、終わっていると見なすのか、健全だと見なすのか。 よく分からない状態は続くのである。
2025/11/02(Sun)
ワクワク感
何もなかったところから、構想を練り、人を集め、技術的、資金的な問題を解決し、特許を申請し、定款を作成し、販路を定め、会社を設立。
そして、ようやくのことで、10月1日に(株)CoolArtJapanは誕生したのだった。 いま、原画の動画やホームページの作成を行っている最中なのだ。 やるべきことは、まだ、いくつもある。 濱田は、思考を具現化する作業の過程にある。 どんなに優れたアイデアだとしても、仕事として成立するかどうかは、別物と言える。 優れたアイデアを、具現化できるか。 しかも、システムとして具現化できるか。 濱田は、芸術作品を生成AI等の最新技術を用いて、より身近なものに昇華する目標を掲げている。 アナログとデジタルの融合 ArtとInteriorの融合 Artが身近にある生活 知的な空間の創造 ひょっとしたら、美術界に大きな一石を投じる仕事になるのではないか。 仕事というのは、このワクワク感が大切なんだと思う。 濱田がこれまでやってきた仕事は、競合他社がひしめく、すでにある仕事ばかりだった。 デイサービス然り、訪問介護事業然り、グループホーム・小規模多機能ホーム然り、介護タクシー然り、ふるさと納税然り・・・・ 今回のArtに関する新規事業は、いまのところ、競合他社は存在せずの状態にある。 つまり、ブルーオーシャンへの航海が待ち受けているのだ。 (株)CoolArtJapanの作品が、購入して頂いたお客様のご自宅やオフィスに飾られている光景を思い描くのだ。 なんて、素晴らしいことだろう、と感じずにはいられない。 本来的な仕事や人生のあり方は、そういったワクワク感にあるのだろう思う。 しかし、そういった期待値を上げるためには、周到な準備や日頃の努力が必要で、それが難しいのは言うまでもないことなのだ。
2025/11/01(Sat)
人生は有限である
31日、江津湖店の利用者の松崎和子さん・99歳が亡くなった。
松崎さんは、濱田が2003年に選挙に立候補して以降、ずっと応援して頂いた支援者の一人だった。濱田が何かしらの集まりを開いたなら、ほぼ毎回、足を運んでくれていた。 最後の3年程は、老人ホームに入居されて、そこから週2回、江津湖店に通ってくれていた。 「老人ホームの食事は、ちっとも美味しくない。ここの(デイサービスの)食事は美味しく、お風呂に入れて、嬉しい」といつも言ってくれていた。 老人ホームにもよるが、手の掛かる入浴に関しては、デイサービスに丸投げするところも多いのだ。 松崎さんは、2週間ほど前に体調を崩されて、入院されていたが、昨日、訃報が届いた。 妻(社長)は、訃報を聞くと、泣き崩れた。 介護の仕事は、人様の晩年に寄り添う仕事と言える。 人は誰しも、老いる。 老い方は、人それぞれ。人は確実に老いて、最後を迎える。 濱田は、高齢者に寄り添うことにより、多くの学びを得てきたと思う。 確実に言えることは【より親切になった】ということなんだろうと思う。 介護の仕事は、親切な心がないとやっていけない仕事なのだ。悪意とか邪な気持ちでは務まらない仕事。 そして、絶えず死が身近にある仕事なので、【人生は有限である】ことを再確認させてもらう仕事とも言えるのだ。 人生は有限である。 濱田が、様々なことに挑戦する背景には、【人生は有限である】という前提、認識が大いに影響している。 だから、時間を無駄にせず、生きるのだ。 人にとっていちばん大切なものは、実は【時間】なのだ。 男性の平均寿命は、約81年。 それを考えると、濱田にはあと26年しか残されていないことが分かる。だから今日も、一生懸命生きてみようと思うのである。
2025/10/31(Fri)
捨てられる国民
円安が止まらない。
1ドル154円を突破。 高市新総裁が選出され以降、7円も円安に振れた。 30日、積極財政を表明している高市政権に引っ張られる形で、日銀は利上げの見送りを決めた。 つまり、マーケットは、円を見限り、売りに出たのだ。同時に日本国債も売りの状態。 一方、日経平均は過去最高値の更新を続けている。5万1000円を突破。 株を持っているお金持ちや大企業は、大喜び。 アベノミクスよ、もう一度。高市総理様様、と言った感じか。 高市総理は、華々しく外交デビューを果たしている。 トランプ大統領は、「安倍総理は素晴らしかった」と何度も語り、その後継の高市総理は、素晴らしい総理大臣になるだろうと予見してみせた。 高市総理は、国会で審議もしていないのに、トランプ大統領に2%の防衛費の2年の前倒しを進言してみせた。 さらには、トランプ大統領をノーベル平和賞に推薦するとまで進言してみせた。 世界各国にトランプ関税を吹っかけて、各国の防衛予算の増額を強要し、アメリカ製の武器を買え!と言ってのける大統領は、ノーベル平和賞とは、もっとも遠い場所にいる人物だ。 そんな人物に、ここまで媚びてどうすんの?と思った方も多いのではないか。 こういう政治を【朝貢外交】と呼ぶのだ。 日本の保守政治家も変わったものだ、と思った方も多いと思う。 日本は先の大戦・大東亜戦争で、アメリカを筆頭とする連合国(47ヵ国)と戦った国である。 先の大戦が、いい悪いは別にして、戦前の政治家で、アメリカの大統領に媚びる政治家は一人もいなかったのは、確かなことと言える。少なくとも、アメリカの米軍・横須賀基地内で、飛び跳ねたりはしない。 今は違う。 国民生活がここまで逼迫し、財源も決まっていないのにも関わらず、防衛費の増額を進言し、ノーベル平和賞に値しないのにも関わらず、推薦すると言い出す政治があるのだ。 防衛費の増額の先には、必ず増税が待ち受けるのだ。 しかし、これが日本の保守なんだという。 結果、円安は進む。 円安により、大企業は儲かり、株を所有するお金持ちは儲かり、金や不動産を所有する資産家も儲かる構図がある。 しかし、大半の国民・庶民は、さらに生活が苦しくなるという厳しい現実に直面するのだ。 いわば、捨てられる国民といったところか。 臨時国会は、荒れるだろうなぁ、と思うのである。 |